名案内人と行く横浜散策 第2弾

開港の地・横浜関内で

横浜三塔をめぐる

· ツアー報告

 

 

11月10日(日)案内人、野中さんが第2弾として横浜を案内してくれました。関内駅に9時に集合。9名参加。横浜三塔(ジャック・クイーン・キング)めぐりです。早速、関内の語源の説明を受けました。堀が囲む地域を関内、その外側を関外とよんだことに由来するとのことです。関内の中央には運上所が置かれ、それを境に南側は外国人居住地、北側が日本人居住地と指定されました。

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関内駅を出て馬車道を歩きます。馬車道が1867年整備されると外国人たちの馬車が行きかっていました。当時造られた吉田橋、ガス灯が当時の面影を残しています。県立歴史博物館(エースと呼ぶ)が見えてきました。天井には色鮮やかなステンドグラスがありました。

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しばらく歩いて行くと、横浜市開港記念会館(ジャックと呼ぶ)があり、1909年開港50周年を記念して作られた建物です。海岸に進むと横浜税関・クイーンの塔があります。1859年横浜港が開港すると外国との貿易が始まり、神奈川運上所(今の横浜税関)ができました。今でも麻薬や偽ブランド品などを取り締まり、日々活躍しています。この建物で取り締まった麻薬や偽物の展示室を見学することができます。税関のそばには大桟橋ふ頭が造られ、そのふ頭の像の鼻波止場から三塔が見えます。絶景ポイントの場所で三塔を見つけましたが、小さいのでなかなか見つけるのが大変でした。ふ頭に立つと、左手に赤レンガ倉庫、右手に山下公園、氷川丸が見渡せます。

開港資料館では「ペリー来航上陸の図」に描かれているたまくすの木が実在していました。まさしく1854年ペリーが上陸したところです。最後に見たのは神奈川県庁本庁舎のキングの塔です。

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江戸幕府の開港場として選ばれた横浜を案内人野中さんに説明していただきながら、横浜の進歩が目まぐるしく開花したことに思いを馳せました。解散後、中華街で食事をして帰路に着きました。(報告:松沢洋子)