日程 5月14日(日)〜16⽇(火)
参加者 9名
無茶々園見学&交流編~♪
14日(日)11時半に松⼭空港で集合予定でしたが、JALが保安検査にひっかかった荷物があるとの ことで出発が40分ほど遅れるというハプニングがありましたが、JR卯之町駅に無茶々園の宇都宮順⼀さん、⼤津清次さんが迎えにいらしていただいて⼀路、野福峠経由で明浜へ、選果場を視察。気候不順による作物の影響と課題解決について伺い「かりえ笑学校」に移動し施設⾒学後、⼤津さんより「⼤地とともに⼼を耕せ!エコロジカルな地域社会を⽬指して48 年!」のお話からの意⾒交換が⾏われました。美味しい柑橘と柑橘ジュースの試飲試⾷後、宿泊先の「あけはまシーサイドパーク」に移動。夜は⽚⼭元治さん、理事⻑の宇都宮幸博さん、職員の佐藤吉彦さん、研敏明さんも参加していただいての嬉しくも楽しい懇親会となりました。
15⽇(⽉)は午前中は⽚⼭さんのみかん畑に⾏き、段々畑からの集落と海が⼀望できるところで⽚⼭さんの近況、有機農業についての考え、今後の構想について語っていただき、貴重な⻘空寺⼦屋塾となりました。
その後は佐藤真珠を訪問。施設⾒学をしながら⾼品質の真珠作りの思い。新事業の⻘のりの弛まぬ研究と今後の展望を伺い、真珠アクセサリー体験と祇園丸でのクルージングの2グループに分かれて⾏動。それぞれ楽しい時間を過ごさせていただきました。 昼⾷は「あけはまーれ」でとろろと⻨味噌ベースの「さつま飯」をいただき、 午後は「かりえ笑学校」にて福祉事業「百笑⼀輝」を統括管理している清家真知⼦さんからの講義を受けての意⾒交換を⾏いました。難しい課題を抱えながらも数年先を⾒据えての事業計画を⽴てながら実践しているパワフルな清家さんのお話は誰もが⾝近な課題でもあり他⼈事ではない内容でした。 無茶々園はツーリズムの事業化も検討中とのことで、今回の企画でのその視点での感想、意⾒を求められ、ここでも活発な意⾒交換となりました。会員の熱い要望で実現できた無茶々園訪問でしたが、遠⽅を厭わずやって来て、⾃然の美しさ、⼭と海の豊かさ、地域活性化への取り組み、暮らしている⽅達の⼈間的魅⼒にも触れられた旅となったので、今後もさらなる連携を深めて益々の無茶々園の発展を応援したいと思いました。
(報告:⽥中)
内子観光編~♪
無茶々園訪問での様々な感激の余韻を抱えながら2日目夕刻には喜多郡内子町に入りました。内子町は重要伝統的建造物群保存地区で江戸時代後半から明治にかけて木蠟生産の中心地として栄えた漆喰塗籠の重厚な建物が残る町並みです。この日の宿は、その町並みの一角にある古民家ゲストハウス「内子晴」に宿泊。築180年の建造で和の情緒たっぷりの綺麗にリノベーションされた宿でした。
到着後、先ずは明朝食のお店を見つけに、今夜のお酒を探しになど其々に徘徊のごとく散策に。夕食は宿で地域の食材をベースにお野菜たっぷりの内子豚蒸しを中心に、お味噌汁は具沢山の麦みそベースで美味しくいただきました。お部屋に個室型二段ベットが並び、入り口が正面や横であったりと遊び心満載。暗いし誰がどこにいるか分からない。皆さん寝たよサインも早く、明日に備えます。
ハゼの実から木蠟(ロウソク)を生産し栄えた商屋町で、財を成した豪商屋敷が10棟あり国の重要文化財に指定されています。建物の随所に漆喰を使った装飾が施され、縁台や大戸も折りたたみ収納できたりと、工夫された日本家屋に感心しきりでした。内子町内にもお遍路札所が1番から88番まであるそうです。また1916年商屋の旦那衆が建てた劇場があり重要文化財「内子座」として、回り舞台や花道、升席が整えられ現在でもイベントが行われています。中央舞台松の幕前で記念写真。ランチは地元の鯛めしをいただき、道の駅内子では、木陰の新緑が眩しい爽やかな空気のもとでジャバラアイスやジュースでお茶タイム。一万歩近く歩き、とうとう帰途につきます。内子駅から特急で松山駅へ。高速バスにて松山空港へ到着。JAL組とANA組に分かれ解散。JAL組は蛇口から出るミカンジュースを飲む写メが送られぎりぎりまで愛媛を楽しんだようです。様々な思い出に残る良い旅ができ日々のⅠページに輝きが記されました。
(報告:小谷)